2015年7月10日金曜日

ベタと冷却ファン



25×15×24cm水槽にコトブキのスポットファン102を使用した際の作動音と水面の揺らぎ具合を映した動画です。



こちらは46×30×34cm水槽にスポットファン202を使用した際の動画です。

私が住んでいる地域は暑く、水温が32度を超える日が度々あります。しかしファンを使用する事で水温を3~4度下げる事が可能です。
テトラの水槽用クーラーCX-30(ペルチェ式クーラー)を使用した事もあるのですが、結果はファンと同じで2~3度下がる程度でした。

冷却ファンの使用に関して1つだけ問題があります。一部のベタがファンを嫌がるのです。


これはファンのストレスで鰭が溶けたベタの写真です。
ファンを嫌がった個体は神経質な性格の雄達でした。
そういった際は夜間だけファンを止めたり、ファンの使用を完全に止め室内用エアコンを24時間稼動させ室温ごと28度に下げるなどの対策を行う事で問題は解決しました。

ファンによる水面の揺らぎがストレスだったのか、作動音がストレスだったのかは分かりませんが、恐らく後者ではないかと考えています。

何故なら私は外掛けフィルターを使用しているのですが、排水口にウールマットを垂らす等の工夫で水流を抑えたりはせず、油膜対策の為に敢えて微かな水流を作っているのですが、それが原因と思われる問題が起きた事はないからです。
※但し弱っているベタは止水環境で飼育しています。

少し脱線しますが、ベタはストレスで簡単に鰭を溶かしますがそれは尾腐れ病とは異なります。
尾腐れ病が細菌(カラムナリス)感染によって発症し薬浴で治療するのに対し、ストレスによる鰭溶けは薬浴しても意味がなく、ストレスの原因を断つしかありません。